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スーパースロー映像の撮り方。(CASIO EX-F1編)

EX-F1でのスーパースローの撮り方についてまとめておきます。アーチェリー競技に限らず、スポーツ全般で参考になるように書きました。また、今回の方法が最も安くスーパースロー映像をとる方法だと思います。

必要なもの
(ハード)
・EX-F1(デジタル高速度カメラ) - レンタル1泊2日 4,000円(保証金3万円)
・PC - 動画編集用
・三脚 - カメラの手ぶれを防ぐため。スーパースローの動画に手ぶれ補正はない。

(ソフト)
Any Video Converter - フリーソフト。mov形式からavi形式にエンコードする。
VirtualDub - フリーソフト。フレームレートの調整用。



初めての場合、必要となるフレームレートが分からないことがほとんどでしょう。欲しい映像をとるために、300fpsの性能が必要なのか、5000fpsの性能が必要なのか。

ですので、まず、1200fpsまで撮影できるEX-F1でテスト撮影をすることをお勧めします。フレームレートが足りない場合はこちらのHNI-1250の5000fpsで撮影すれば、まず問題なく撮れると思います。

今回の撮影の予算はできるだけ安く計画し、移動費・場所代込みで5,000円程度でできました。

まず、撮影するときに気をつけることは、光量と手ぶれとピントです。

光量ですが、1200fpsで撮影する場合かなり必要です。屋内での撮影ではかなり暗い映像になってしまいます。屋外での撮影をお勧めします。屋外で撮影する場合であっても、天気予報を確認し、晴れの日を選ぶことをお勧めします。

手ぶれですが、高速度カメラの映像に手ぶれ補正はかかりません。必ず三脚を使って撮影を行ってください。

ピントですが、この写真のように対象物が画面に占める割合が少ない場合は、オートフォーカスでピントが背景にあってしまいます。この場合は、まず、ピントを合わせたい物体があるところに人を立たせて、シャッターボタンを軽く押して、ピントのその場所に事前に固定して撮影をしましょう。






ここから、編集についてです。

まず、なぜ編集をする必要があるのか。今回使用した高速度カメラでは300/600/1200fpsの3モードがありますが、欲しい映像を加工して取り出す必要があります。

パラパラ漫画を考えていただくとわかりやすいと思いますが、映像は少しずつ変位している画像の連続です。このとき、変位が少なすぎてもぎこちない動きになりますし、変位が多すぎてはスーパースローで撮影した意味がなくなってしまいます。

600fpsで2秒撮影した動画であれば、1200枚の画像からできています。フレームレートとは、この1200枚の画像を1秒間に何枚ずつ見せながら動画を構成するかということです。このフレームレートを調節し、ここから自分の欲しい映像を編集してやる必要があります。

2秒の動画は1200枚の静止画です。

フレームレートを30fps(デフォルト)に設定すれば、20倍のスローで40秒の映像になります。
(30fps × 40s = 1200f)

フレームレートを60fpsに設定すれば、10倍のスローで20秒の映像になります。
(60fps × 20s = 1200f)

フレームレートを10fpsに設定すれば、60倍の120秒の映像になります。
(10fps × 120s = 1200f)

経験から言って、4fps以下はカクカクした映像になります。自然な映像にするためには、1秒間に5ページ以上パラパラする必要があります。


フレームレートを調整するやり方ですが、高額な編集ソフトであれば、大抵できます。

ここでは、無料で入手できるフリーソフトでのやり方を紹介します。

使用するのは、VirtualDubというフリーソフト。こちらのソフトで編集できるのはavi形式のファイルだけです。EX-F1はmov形式で動画を記録していますので、まずは適当なソフト(今回はAny Video Converterを使用)でaviソフトにエンコードしてやる必要があります。

家庭用のパソコンの性能ですとエンコードには動画の同じくらいの時間が必要です。

ここで注意していただきたいのは、10秒間撮影した映像は、1200fpsの場合、6分40秒の映像として記録されてます。ですので、1200fpsでソースの合計収録時間が10分の場合、記録された動画は6時間40分になっており、エンコードにも4~10時間程度の時間がかかるということです。

avi形式へのエンコードが終了しましたら、次は、VirtualDubを立ち上げましょう。今回は日本語化したソフトで解説します。日本語化するバッチはこちらで入手できます。

1.編集したいエンコード済みの動画を選択し読み込んでください。
2.メニュー → 映像 → フレームレート を選択してください。
3.フレームレートの編集画面が開きますので、予定のフレームレートの値を入力してください。
4.メニュー → 名前を付けて保存 で動画を保存してください。








以上です。

フレームレート変更の便利な使い方としては通常のカメラの動画を作ることもできます。EX-F1で撮影したものはデフォルトでスーパースローとして保存されます。通常の映像とスーパースローの映像を比較したい場合は、600fpsであれば、フレームレートを600fpsにしてあげることで、通常のカメラで撮影した時の映像を作ることが可能です。

今回調べた限りでは、EX-F1は東京の銀座と新宿でレンタルすることが可能です。

今回は日本レンタルカメラ株式会社様にお世話になりました。


銀座店内にはダーツがあり、手続きの間も楽しませていただきました。また、このカメラをダーツショップがレンタルし、ダーツの実験などにも使用しているようです。

10年前には何百万円もする機械と大人数カメラクルーが必要だったスーパースロー映像が、今では、5,000円で撮影できるのです。皆さんもぜひチャレンジしてみてください。

うちのショップで撮影した映像はこちらでご覧になれます(アーチェリーが分からないと何の映像か分からないと思いますけど…)

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