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イーストンシャフトのシリーズ番号について

IMG_20130710_175538.jpg


最近質問が増えているのでプロショップとして、イーストンのシリーズ番号についての正式な回答をさせていただきます。

テクミチョフさんが最新号の雑誌アーチェリーの記事で初めてシリーズ番号についての公式のコメントをしましたが、この番号については業界では公然の秘密といった扱いで、お客様に幅広くその意味を伝えていなかったと思います。

以前に、某代理店の方が自身のブログでホイットに対して「とある情報を金曜日まで発表しないように代理店に依頼したくせに、メーカー自身が月曜日に発表するなんて無責任だ」…みたいなことを書いていたことがありましたが、今回の件は自分からしたら同じような思いで、自分たちであまり公言しないように言っていた話を、自分たちで公開するって…という気持ちです。


まず、シリーズ番号とは何か。写真はACEシャフトですが、C番号(カテゴリーナンバー)と別に、1206という数字の後に「H」「J」「G」などのアルファベットが書かれています。これがシリーズ番号(シリーズナンバー)と呼ばれるものです。

C番号についてはガイドブックや、グーグルでも検索すれば、その意味や扱いについて書かれたページが見つかると思います。対して、シリーズ番号については調べても、日本語だけではなく英語で調べても、言及しているページ、ガイドブックはほぼないです。

では、なぜプロショップがこの番号についての情報を伝えてこなかったかというと、この番号はいざというときの番号で、普段は意味がないものだからです。


まず、この番号の意味ですが、この番号は製品仕様書とひもづいています。つまり、JシリーズとHシリーズは違う素材から作られています。仕様書(非公開)はAから始まり、Jであれば、ACEの10番目の仕様書によって製造されたACEであることを示しています。

そうすると気になるのは、「J(10番目の仕様書で製造されたACE)」「H(8番目の仕様書で製造されたACE)」では、性能が違うのか、どっちが性能がいいのか、ということだと思いますが、これに関して、イーストンの公式見解は「全く同じ性能」だそうです。

しかし、本当に全く同じであれば、わざわざ違う番号を付けて管理する必要はないです。では、何を管理しているのかというと、品質を管理するための番号です。

現在、良く見かけるのは「G」「H」「J」などですが、運用としては、例えば、2012年に「K」を投入し、2012年の1年間を通して、4つの仕様のACEを製造し、最もクレームが多かったのが1シリーズを翌年から廃番にするといったことが行われてきました。現在、(ACEの場合)「A」「B」「C」「D」を見つけることはめったにないはずです。Dを在庫に見たのは…5年以上は前だったと思います。

結局、シリーズ番号とは、イーストンも、イーストンに素材を供給している素材メーカーも、理論上では同一の性能・同一の品質と言いながら、売るという実務の中で、実際性能に差がないのかを検証するための番号です。

また、お客様側でこの番号との付き合い方ですが、特に気にされるものではないと思いますが、心配であれば、購入するときには同じ番号のものを購入された方が良いかもしれません。ただし、C番号とは違い更新されるものです。初期のAシリーズはもう生産されていないので、手に入りません。購入するときには、自分が使っているシリーズ番号か、そのシリーズ番号よりも後ろのアルファベットのものを購入されれば問題ないです。

これまであまり積極的にこの番号の意味を伝えてこなかったのも、事後的(問題が起きてからの)な処理にしか使われない番号だったためです。今回、なぜイーストンが広くシリーズ番号の意味を知らせる方向に舵を切ったのか、あまり理解できませんが…次に担当者にあった時にでも聞いてみます。

テーマ : アーチェリー
ジャンル : スポーツ

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No title

cex5とcex7の違いは何ですか?

矢尺27インチ実質ポンド42ポンドの♂ですが、どちらが良いですか?
静かでおとなしい弓にしたいです

Re: No title

お客様が42ポンドを引いているとのことですので、軽いCEX7に多めにウェイトを取り付けたセッティングが最も弓がおとなしくなるかと思います。


> cex5とcex7の違いは何ですか?
>
> 矢尺27インチ実質ポンド42ポンドの♂ですが、どちらが良いですか?
> 静かでおとなしい弓にしたいです

*注

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