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CXがトルコでも大躍進の模様 その2

da1_9373.jpg


ATAやNimesなら一日の話なのですが、時期的にビジネスミーティングがないので、メールでCX側少しずつ議論しています。メーカーの担当者の会うのは来年の1月になりそうです。今回のワールドカップトルコでは大勝利(メーカー担当いわく、Nano-Proは風の強く、今回は風の強い試合だったから)のコンパウンドに、リカーブはフランジィーリがNano-Xtremeを使用しました(リカーブ個人17位)。

ちなみに関係ないところでは、FIVICSのハンドルとリムが世界大会初のメダルを獲得しました。いろいろと、勢力が変わっていっています。

昨日のCX担当者とのメールで、いよいよ最終的なスペックが決まって、最終スペックのシャフトのサンプルを何セットか送ってくれることになりました。

1セットに限り、もし、このブログを読んでいるお客様で、リカーブで国内の全国大会で優勝経験がある方で、このシャフトに興味がある方がいればメールください。

さて、4月のブログでこのシャフトは逆バレルシャフトと書きましたが、少し訂正させていただきます。

訂正部分ですが、構造として、逆バレル設計になっているのは間違いないのですが、実際にシャフトが内側にカーブしているわけではありません。

10_001002000005_20130621165702.jpg

cx.jpg


CX(カーボンエキスプレス)が持っている技術の中でも、ここまで世界大会で実績を残すコア技術になっているのはアメリカで特許を持っている(特許番号US7608002)、一本のシャフトに2つのスパインを乗せる技術です(Dual Spine Weight Forward technology)

Footed_arrows_2.jpg


ハンティング用としては、すでに実用されていて、獲物に当たる部分を重く硬く(弓のエネルギーを伝える部分)、ノック側を軽く柔らかく(矢飛びを良くし振動を吸収する層)しています。継ぎ合わせの矢(Footed Arrow)と同じ発想を、オールカーボン矢で実現しています。今回のNano-Xtremeはその技術を使用した初めてのリカーブ用シャフトで、多層からなるカーボン繊維の層の入れ方を変えてシャフトを作ることで、ストレートシャフトでありながら、バレルシャフト同様に中央に硬く重い部分を、両側に柔らかく軽い部分を持たせています。ただし、少しノック側3~4インチがテーパーになっています。

という構造だそうです。

やはりストレートでない形にシャフトを作ると精度のコントロールが大変なようで、CXでは特許技術を使い、精度を出しやすいストレート形状のまま、X10と同様の性質を持たせています。ここが高精度の最大のポイントのようです。


--


バレルシャフトのイーストンのシャフトはカテゴリーわけをしたりして乗り越えていますが、ただ、今月の雑誌アーチェリーにテクミチョフさんがX10シャフトを作る大変さを書いていますが、読んで…どうも言い訳くさいのは、X10が登場して20年近くたちますが、当初(1996年)から精度の問題でシャフトを7種類にわけて販売していましたが、20年経っても、7種類のままです。特にカーボン繊維は技術の進歩が早い分野ですので、20年もたてば、精度を向上させて、少なくとも、5カテゴリーくらいの中に納まるようにできそうなものですが…どうなんでしようか。

ちなみに、同じイーストンのバレルシャフトで最新の設計(2012年)のA/C プロ・フィールドは、それなりの数売りましたが、今のところ、カテゴリー2(C2)と3(C3)しか見たことがないので、かなり製造時の精度が高いようです(経験上の話です…このシャフトのC7を見たことがある人がいればコメントください…訂正します)。

そう考えると、わざわざ雑誌で作るのが難しいんだよ~的なこと書かなくても、X10も本気で最新のカーボン素材で作れば、C1~C7までばらけないような気がします。

テーマ : アーチェリー
ジャンル : スポーツ

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No title

Nano-Pro・・・
非常に興味がありますが、「リカーブで国内の全国大会で優勝経験がある」に該当しないため、残念です。

さて、本文中に「Fig.7」「Fig.8」と図がありますが、この図の見方(数字や横線、斜め線などの説明)をお教え下さい。
よろしくお願い申し上げます。

No title

X10は競技用として最も成功しているシャフトだと思いますが、矢尺が短い私はやはりその重さで苦労して来ましたので、こちらの新しいシャフトも重さが気になります。

No title

Nano-Pro・・・非常に興味があって、記事を読ませて頂きました。
ただ「リカーブで国内の全国大会で優勝経験がある方」には該当しないため、残念です。。。

本題ですが、Fig.7、Fig.8にある数字や斜線の部分など、見方をお教え頂けませんか?

よろしくお願い申し上げます。

Re: No title

これらの図はCXが持つ特許の図説のものです。詳細は原文(英語ですが…)を読んでいただくほかないです。

簡単に言うと、多層からなるカーボンシャフト製造時に、メーカーとして何十種類もカーボン素材を用意することは物理的に難しいので、限られた種類カーボン素材(カーボンファブリック)をシャフトに巻くタイミングと、巻く位置を工夫することで、同一シャフトで異なるスパイン・異なる重さを実現すると言うことです。

たとえば、硬く重いカーボンAと柔らかく軽いカーボンBという素材2種だけでも、ポイント側はAを外側に、Bを内側に、ノック側はBを外側に、Aを内側にすることで、同一シャフトに2種類のスパインを、ポイント側を重く、ノック側を軽くできます。


> Nano-Pro・・・
> 非常に興味がありますが、「リカーブで国内の全国大会で優勝経験がある」に該当しないため、残念です。
>
> さて、本文中に「Fig.7」「Fig.8」と図がありますが、この図の見方(数字や横線、斜め線などの説明)をお教え下さい。
> よろしくお願い申し上げます。

Re: No title

ブログ記事はあくまでも最新の情報を提供する目的なので、新商品だけいろいろと書きますが、やはり実績のある商品というのはそれだけで価値があると思います。Nano Proがトップアーチャーに受け入れられて、世界大会でメダルをたくさん獲得するようになったといっても、このシャフトは6年以上前からあるシャフトですので、やはり、実績ができて初めて最近広がってきたのだと思います。

ダースの中からよいシャフトを選択する余裕があり、かつ、ポンドがあれば、当分、今後もX10がベストであるのは間違いないはずです。

このシャフトには、はずれの少なさ、耐久性(X10の耐久性も悪くないので難しいですが)、軽いポンドでの性能を期待しています。

>こちらの新しいシャフトも重さが気になります。

Nano XtremeはおおよそX10とACEの中間程度の重さになります。前の記事で少し詳しく書いています。また、全スパインのスペックシートが手元にあるので、具体的に知りたいものがあれば、お答えできると思います。

http://jparchery.blog62.fc2.com/blog-entry-1315.html

> X10は競技用として最も成功しているシャフトだと思いますが、矢尺が短い私はやはりその重さで苦労して来ましたので、こちらの新しいシャフトも重さが気になります。

No title

失礼しました、過去記事を見落としておりました・・・^^;
詳らかなご回答ありがとうございます。

No title

ファーストフライト弦でHPXやHOYT2013年モデル向けの長さの弦は取り扱わないのでしょうか?

Re: No title

毎年のようにHOYTはリムの長さを変えていて、現状では、8190などでしかHOYTサイズは用意していません。

2014年モデルの状況を見て、HOYTの仕様が落ち着いてくるようであれば、他の原糸でもHOYT用のサイズを用意する予定です。

> ファーストフライト弦でHPXやHOYT2013年モデル向けの長さの弦は取り扱わないのでしょうか?

No title

MASTES MAXハンドルにつかえるグリップは取り寄せなどで扱っていますか?

No title

記事の写真のフランジーリも含め、時折サイトマウントのネジを逆さにつけている人がいますが、何か利点があるのでしょうか?

Re: No title

可能ですが、代理店に在庫があるかと、納期は確認してみないとわからないです。メールか電話にてご連絡ください。

> MASTES MAXハンドルにつかえるグリップは取り寄せなどで扱っていますか?

Re: No title

あまり起こらない事態ですが、試合中にサイトを固定するノブが緩んでも、サイトピンの位置が変わらないです。サイトにもよりますが、多くのサイトでは、ノブが緩むとサイトピンが下に下がります。発見が遅れると、違う場所にうつことになります。


> 記事の写真のフランジーリも含め、時折サイトマウントのネジを逆さにつけている人がいますが、何か利点があるのでしょうか?

*注

Google検索などで過去の記事がヒットする場合がありますが、古い日付の記事に関しては情報がすでに正しくない場合がありますのでご注意下さい。例えば、ハンドルなどでマイナーチェンジがあった場合、新しい記事で告知はいたしますが、過去の日付の記事までさかのぼっての情報の修正は行っておりません。一般的に6ヶ月以上前の記事を読まれる場合はご注意ください。

過去の記事のうち、保存する価値のあるものは下記のサイトに転載しています。
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